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住宅ローンの審査の申し込みはいつ頃から始めるべきか?

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住宅ローンの事前審査に申し込むタイミングは、ハウスメーカー決定後の「予算決め」のときです。本審査に申し込むタイミングは、間取り決定後の「金融機関決め」のタイミングとなります。

この記事では、住宅ローンを借りた経験から、事前審査と本審査の違い、金融機関を決める際の事前審査から本番審査までの流れを紹介します。

目次

事前審査に通らなければ本審査には進めない

住宅ローンの審査は、事前審査を経て本審査が行われます。当たり前ですが事前審査がNG回答なら、そこで門前払いとなります。OK回答であれば本審査に希権利が与えられます。

複数の金融機関で事前審査OKをもらったとしても、本審査に申し込むのは一見だけです。本審査=本申し込みだからです。

しかし本審査の結果、希望する金額、金利での借り入れが認められない場合は、別の金融機関で本審査に進むことになります。

そのため事前審査の時点では金融機関は一社にには絞り込まず、2~3社くらいからOK回答をもらっておきましょう。

事前審査と本審査における審査内容の違い

違い

事前審査は表面上の審査がメインです。年収、返済負担率、勤続年数、返済期間、年齢といった情報から融資が可能かどうかの判断です。本審査に比べると、基準は甘いです。

本審査は、事前審査の項目に加えて、個人信用情報、所有資産、担保評価、勤め先評価など、さまざまな観点から評価されます。そのため、本審査になって減額回答になることは珍しくないそうです。

金融機関の審査項目は、2019年3月に国土交通省の「民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」に詳しく記載されています。

平成30年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書

住宅ローンの審査で問題ありは10.4%、どんな審査があるのか?平成30年の国土交通省の住宅市場動向調査結果によると、民間金融機関に住宅ローンを申し込んだ世帯の10.4%が、「融資は一切できない」また...

事前審査の期間(数日から1週間以内)

遅くとも1週間程度で審査結果が分かります。

わが家では事前審査の結果は、申し込みから3日後に手元に届きました。あくまでも事前の審査のため審査項目も少なく表面上の審査になるので、短期間で審査できるようです。

本審査の期間(2週間から4カ月くらい)

審査が早いところでは2週間程度、遅いところになると4カ月くらい掛かる金融機関もあります。ハウスメーカーの営業さんの話では、ネット銀行の場合、審査に時間が掛かる傾向があるそうです。

わが家は地元の金融機関からフラット35で申し込みました。本審査の結果がでるまでに1カ月半くらい掛かりました。本審査中に大型連休があったので、遅くなったのかもしれません。

本審査はいつ頃から申し込むべきか?

  • 本審査の申し込みには、間取り、建物の配置図が必要
  • ハウスメーカーで家を建てる場合、図面の承認から引き渡しまで、最速で4カ月

これらのことから、建物の間取り、配置図などの図面の承認後、速やかに本審査に申し込みが必要です。

そんなにも慌てる必要がある?

本審査の結果に対して、100%の自信があれば2カ月前くらいからでも間に合うかもしれません。しかし、希望金額、利率が得られなかった場合、別の金融機関で住宅ローンの借り入れが必要となります。

本審査の申し込みは1日でも早いほうが得策です。

住宅ローンの検討パターンフロー

住宅ローンのフローは複雑
  1. ハウスメーカー決定後、予算決めもかねて複数金融機関に事前審査を申し込む
  2. 事前審査の結果を比べて、条件の有利な金融機関を選ぶ
  3. 間取り図面の承認後、事前審査の結果、条件の良い金融機関決めて本審査を申し込む
  4. 本審査の結果発表!
  5. もしも減額回答、審査NGの場合は、ハウスメーカーの営業に相談の上、事前審査の結果、次点にした金融機関に本審査の申し込み

ポイントは、住宅ローンを少しでも好条件を勝ち取りたいのなら、面倒でも複数の金融機関に事前審査を申し込みすることです。

素敵な家づくりになりますように!

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