後悔しない間取り

引き戸は危険?トイレに引き戸を採用するときの注意点

引き戸には「開けっ放しにできることから開放感がでる」「動線の邪魔にならない」「他のものと干渉しない」といった3つの特徴があります。

そういったことからハウスメーカーの営業さんの話では全部屋を引き戸にされたという施主さんもいらっしゃるそうです。しかし、設計士の方から、トイレのような狭い空間の出入り口を引き戸にする際、知っておいて欲しい危険性があると注意を受けました。

トイレの引き戸の問題点とは?

下の図は、2階のトイレ付近の図面になります。引き戸の引き込み先に注目してください。

引き戸の危険性

引き戸を採用するには引き込み先に壁が必要です。廊下側には24時間換気システムがあるため、必然的にトイレ側になりました。

この時です。トイレ内の引き戸の設置に対して設計さんから「知っておいて欲しいことがある」と真顔で言われました。

「トイレが狭くなる??」
「戸の隙間からトイレの中がのぞけちゃう??」

――いえいえ違います。

今回設置した引き戸には安全面に対する問題が潜んでいたのです。

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トイレの引き戸における安全面の問題とは?

設計士からの注意というのは以下のようなものでした。

トイレ内に引き戸の引き込み先を作ってしまうと、万が一トイレの中で人が倒れてしまった場合、倒れた人の体が戸袋に掛かってしまうと戸が引けなくなる。

言われて見れば「確かに危ないな」と感じました。実際に緊急事態が発生した場合を想定するとゾッとしますね。この指摘はトイレだけではなくバスルームにも同じことがあてはまります。

万が一のときはどうする?

では、万が一、引き戸が開かなくなるような事態に遭遇したら、どうしたら良いのでしょうか?

ずばり「戸を外す!」しかないそうです。

押したら簡単に外れるのでしょうか?
思いっきり蹴れば外れる?

もしものときを考えると心配です。

危険性を理解した上で採用しよう!

わが家は、やむを得ず引き戸の引き込み口を内側に設置することになりましたが、設計士からは危険性を理解した上で設置するようにと何度も念を押されました。

トイレやバスルームに引き戸を設置するときは可能な限り、引き込み口を外側に設置することを強くお勧めいたします。

もし内側に設置せざるを得ないときは、安全面の問題を理解した上でリスクの存在を覚悟が必要です。

ではでは。

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