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全館床暖房にタンクレストイレを設置するときに注意したいポイント

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一条工務店の全館床暖房にタンクレストイレを設置するときの注意点をまとめた記事になります。内容は一条工務店に限らず、全館床暖房を検討されている方にも注意するべきことですので、ぜひご覧ください。

タンクレストイレがメーカー各社から販売されていますが、一般的に標準トイレといえばタンク付きトイレを指すことが多いです。

そのため床暖房のパネルが、タンクレストイレを考慮されない設計になっていることがあるので注意が必要です。

目次

トイレの足下に床暖房パネルがなく寒い足下

トイレの足下に床暖房のパネルがない問題に気が付いたのは下記のブログが発端でした。

記事の内容を簡単に紹介すると「\<タンクレストイレにしたら足下まで床暖房の配管がこなくなったんだけど・・・」という内容でした。

分かりづらい話なのでピントこないと思うので、タンク付きトイレ、タンクレストイレ、それぞれの床暖房の配管を簡単に図にしました。

タンク付きトイレにおける床暖房の配線

一般的なトイレのため、トイレの大きさが考慮されており足下まで床暖房が配管されます。

タンクレストイレにおける床暖房の配線

タンクがなくなった奥行きが、そのまま壁側に後退したけど、床暖房の配管がタンク付きトイレの位置のままになっています。

標準トイレ=タンク付きトイレの影響でしょうか。せっかくタンクレストイレにしてスッキリさせても、これではね…

過渡期なのか?施工が統一されていない

先のブログのコメント欄を読んでいると、床暖房が足下まである場合とない場合があるようです。同じ一条工務店なのに施工が統一されていません。ちょっとやっかいな感じですね。タンク付きトイレからタンクレストイレへの過渡期のせいなのでしょうか。

わが家には、タンク付きトイレ、タンクレストイレ、それぞれ採用しました。設置予定で比較に検証にもってこいです。順を追って検証していきます。

CAD図面で床暖房の配管を確認

タンクレストイレを設置したトイレのCAD図面です。床暖房の記述があり足下まで届いているように見えます。

しかし、このCAD図面ではアバウトすぎて分かりづらく確信が持てませんね。

実際の施工 – タンク有り

トイレ本体は未設置の状態ですが問題はなさそうです。

実際の施工 – タンクレス(無し)

続いてタンクレストイレの床暖房の施工を見てみましょう。先に紹介したタンク有りの床暖房と比較してみてください。

床暖房の配管が奥に延びているのが分かります。床暖房がここまで届いていれば足下まで暖かそうな感じです。

設計士に「床暖房配管図」の開示を求めましょう

たとえば、一条工務店の場合「床暖房配管図」というものが存在します。この図面には床暖房の配管が細かく記録されています。こちらから開示を求めなければ見せてくれない図面です。引き渡し後に渡される図面のなかにあったと記憶しています。

この記事ではタンクレストイレに焦点をあてて床暖房の配管に触れました。この問題はトイレだけでなく、押入やウォークインクローゼット、浴室、洗面室などにも及ぶ可能性もあります。

暮らし始めてから「ここの床冷たくない?」っと言った会話になってからでは手遅れです。着手承諾してなければ間に合います。勇気を出して「床暖房配管図」の開示を求めてみてください。

ではでは。

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