シューズクロークを設置しました。一畳間の小さなエリアですが、靴の衣替え、濡れた雨具、防寒具の置き場として大活躍しています。
大満足のシューズクロークですが、梅雨の時期になると匂いが気になることがあります。正確に言うと臭いですかね。
目次
梅雨になるとシューズクロークに臭いがこもる
梅雨になると湿気は多くなり重たい空気が漂います。高気密高断熱住宅、全館換気システム(ロスガード)があっても状況は普通の家と同じです。
子どもの雨がっぱをシューズクロークに干すと、こもった臭いがあふれます。
他の家はどうなのだろう?と調べてみると、やっぱり同じような悩みを持たれている方がいました。下記の記事によると、シューズクロークの入口にカーテンを掛けてから臭いが気になるようになったそうです。
そういえば臭いが気になるときは、シューズクロークの戸を閉めているときです。空気がこもった状態で一畳間の空間を遮断すれば、臭いが気になるのも仕方がないですね。
他にもシューズクロークに保管しておいた靴にカビが生えたというお悩み相談もありました。
靴にカビが生えるなんて最悪の事態ですね。
全館換気システム(ロスガード)があれば大丈夫なのか?
設計段階のときは、シューズクロークの多少の臭いは、全館換気システムのロスガードが何とかしてくれると期待していました。
実際に住んでみるとロスガードの効果はありませんでした。
設計士さんが言っていたとおり、ロスガードには「消臭機能」がないので期待してはいけません。
シューズクロークのこもった臭い対策はあるのか?
シューズクロークの臭い対策を考えてみました。まだ間取りを変更できる方はぜひ検討してみてください。
1.窓を設置する
設計士さんのアドバイスもあってシューズクロークに窓を設置しました。一畳間の空間ですので窓をあければ一瞬で換気されます。
この窓から太陽の光が差し込みますので、シューズクロークはもちろん、玄関までもが明るくなりました。明るい玄関が欲しかったので嬉しい副産物でした。
2.換気扇を設置する
窓を開ければこもった空気は吹き飛ばせますが、雨の日は窓が開けられません。一番臭いがこもる梅雨の時期は、雨も多いので窓開けるタイミングに困ります。
それで今、後悔していることはシューズクロークに換気扇を設置しなかったことです。
換気扇はキッチンやお風呂にあるものっていう先入観があったので、設計段階では思い付かなかったのですが一番効果が高いと思います。
3.消臭作用のある壁紙にする
世の中には消臭作用のある壁紙が存在します。サンゲツ製ですので、どこのハウスメーカーで建てても選択できるはずです。
残念なことに、消臭作用のある壁紙は種類がとても少なく気に入った柄がありませんでした。そのためわが家には採用していません。それと設計士さんから「消臭作用の効果がはっきり言って気持ち程度」という話もあったので二の足を踏んでしまいました。
でも「塵も積もれば山となる」「備えあれば憂いなし」という言葉もありますので、好みの柄があれば採用することをお勧めします。やらないよりマシだと考えています。
シューズクロークの臭い対策まとめ
この記事で紹介した対策は3点です。
- シューズクロークに窓を設置する
- シューズクロークに換気扇を設置する
- シューズクロークには消臭作用のある壁紙を設置する
臭いのこもらないシューズクロークがあると素敵ですね。
追記:2019/07/15
読者の方より、パナソニックのナノイー技術による臭い対策を教えていただきました。詳細は下記の記事をご覧ください。
ではでは。